これ、ブログか?

うんうん、それもまたブロカツだね

Kalafina LIVE THE BEST 2015 “Red Day”&”Blue Day”のライブ盤を観ました

Kalafinaが武道館で初のワンマン2daysライブを行った、Kalafina LIVE THE BEST 2015 “Red Day”&”Blue Day”のライブBlu-rayを昨日と今日、一日一本ずつ観ました。実際のライブの日付は2015年2月28日、3月1日でした。なので丁度一年前となります。

このライブ盤、発売は去年の7月でした。でも今まで一度も観ていませんでした。それは想い入れが強過ぎたせいかなと思います。

詳細は省くのですがライブ2日目の途中で少しトラブり、あまり集中できなくなってしまい、それがとてもとても強い後悔となっていました。Kalafina初めてのワンマン武道館だったのに。自分自身も初めての武道館ライブ参加だったのに。奇跡のアリーナ良席だったのに。どうして。どうして、と。だからその、失われた時を少しでも取り戻せるんじゃないかと思い、ライブ盤の発売を心待ちにしていたのです。でもだからこそ構えてしまい観ることができませんでした。

一年。この節目を逃すと二度と観られないんじゃないかと思い、意を決して昨日にRed Dayを、今日にBlue Dayを観ました。当然なんですが映像で観るものと実際に観測したものは同等には成り得ず、失った時はそのままです。そういう意味では当初の目論みは叶わなかったことになります。でも一つ、区切りをつけることができました。「確かに残念なことがあった。ちょっとだけ。でもこの最高のライブに参加して一緒にライブを創ることができた。それでいいんじゃないの」と。

まぁ多分これからもたまに思い出して凹んだりはすると思うんですけど、でも一個答えがあると楽なので。

全然関係ないんですけど昔「自宅でライブ盤を観ながらキンブレ振る人ナニモンだよ……こわ……」って思ってたんですけど、自分が同じように腕を降り頭を振り飛び跳ねていることに気付きましたね!!!

なるほど……(真顔

Kalafina 8th 以下略参加時装備他メモ

元々はこれを書くのが本題でした。

真冬のライブって服装とか物販待機とか悩ましい部分多いので情報を自分用に残しておくことにしました。

いや、ツイログみれば十分と思ったんですがそれっぽいこと何も残してないんですよ。「ウランが漏れそう」とか「Keikoさんに吸収されたい、養分になりたい」とかわけわからんことしか書いてありませんでした。

備忘録なんで箇条書きでまいります。

・装備はロングのヒートネックT、ハイネックセータ、コート(若干厚め)、マフラー、ホッカイロ(腹と背中)
 →外並ぶのはこれでだいたいOK、ただしライブ中ハイネックセータは暑かった…要改善、ロッカーにコートしまう時もしくは会場に行く前に脱いでしまう等

・物販待機は開始20分くらい前、遅めにした(ウラン漏れ対策)つもりだったけど案外少なく50人並んでいなかった気がする。グッズ依存性(今回微妙)か。物販開始から30分で買い終わったので正味1時間弱。

・コインロッカーはO-East外のを使用、200円中型、リュックとコート余裕で入った、6時間制限なので延長料金注意(小銭残弾の意味で)

・整理番号が700番台だったので30分はこないと思って開場15分後着にしたら、すでに600番台に入っていた。危ない。もう少し早めがベター。

・ポジションは偶然だがなかなかいい位置につけた、なるほどそういう作戦もありか。若干遠いので近くに行けるならあえて狙う必要は無い、あくまでも距離が同じなら、である

・汗かきまくった状態で外に押し出されてアンケートを書くので極寒。よく風邪ひかなかったよ。タオル必須。

・結論から言うと大丈夫だったけど、雪降っても影響無いメトロで東京渋谷間を移動するのがよい。

こんなもんかなー。
他に思い出したら追記しよう。

Kalafina 8th Anniversary LIVE 2016に参加しました

あまりにも素晴らしかったので終了後溢れる想いを次々にツイッタァにどんどこ流していたのですが小心者なので「これはご迷惑では……」とリムられないか心配になり久方ぶりのたんぶら更新。

脳から漏れ出た電波のメモ(■文)に補足説明を加えたものがこちらになります。

 

■生きる。生きてもっと一緒に音楽を。

最初に一番言いたいことを言いました。
純粋に単純に「生きていこう、また来年このライブに参加しよう」って思いました。

初めてなんですよ、「終わってほしくない」って思ったライブ。
現実逃避を長引かせたいわけではなく、この空間が時間が終わるのが悲しいって思ってしまって。

でも続くので。Kalafinaも自分の人生も。
だから終わることを悲しむんじゃなくて、そもそも終わるのではなく一旦区切って、続きは来年ね! だと思うんです。思うことにしました。

あっ、「一緒に」ていうのはKalafinaが、特にKeikoさんが毎回のライブで「一緒に”音楽"をしよう」「一緒に作った今日のライブ」と言ってくれるところから来ています。
「一緒に音楽をやったんだ」と思わせてくれるのは本当に嬉しいんです。

 

■progressive→sprinterってなんだよそれ死んじゃうよ
アンコールの話です。興味のある方は適当なところからセトリを見てください。

この2曲が連続。何を隠そう私が好きな曲2位→1位。
特にsprinterは「死ぬまでにsprinterを生で聴きたい。……行こう」と一念発起してライブに参加し始めるきっかけとなった曲でもあります。ちなみに初参加のライブハウスのアンコールで聴くことができました。その時はあやうく願いが叶って生きる目的を失いかけましたが「もういっかい!もういっかい聴きたい!」と新たな願いでもって生き長らえてきています。

去年の武道館でも聴けたんですが、やはり(場所は違えど)原初体験と近いライブハウスで聴くことができて本当に嬉しく感慨深かったです。イントロからの「-------sprinter!!!!」でぶぼぁぁああって泣き出してしまいました。嗚咽音まで出してしまったので周りの人はさぞ厄介な…と思ったでしょうすいません。

progressiveは多分、ライブで聴いたのは初めてだった気がします。ずっと聴きたかった曲です。サウンド自体も大好きなんですが歌詞が大変突き刺さるのです。
「ほんとの自分っていつだって ほんとの姿より綺麗な なりたい私のことだったよね」

 

■Keikoさんのパーカーポニテ短デニムis最高
最高っていうよりもう卑怯。くっ!!!

Keikoさん自身も「初心にかえるため」と仰っていた通り初期のライブハウス中心時代の格好に近くて、そんな状態で思い出のsprinterですよ!そりゃ死んじゃうっしょや!?

パーカーはまだ継続中のツアーのグッズでしたが、後半で追加になったため自分は手に入っていません。必ずファイナルで買うぞ……。必ずだ……!

 

One Light, progressiveあたりのHikaru嬢の飛びっぷり
Hikaru嬢は基本大人しめです。そんなHikaru嬢が、Hikaru嬢がですよ!?今回マイクスタンドを振り回しました!!マイクスタンド!!どこのヒャッハーバンドですか!?

それだけにとどまらず腕を回し回し誰よりも高く高く飛んでいてこっちも大興奮です。
普段大人しい子が乱れに乱れるとめっちゃ興奮する的なサムシングなんでしょうか。

 

■Wakanaさんの恐ろしい色気しかしWakanaさんはやはりWakanaさんだった……
率直に言うとKeikoさんとHikaru嬢が好きすぎて若干Wakanaさんには興味薄めなんですが、登場から異様な色気が出ていて驚きました。

でもWakanaさんはやっぱりWakanaさんだったんや……(トークシーンを思い出しながら

 

■富士山にKeikoさんだけでなくHikaru嬢、Wakana氏も参戦!…登ろう(真顔
2016年の抱負を語ろうコーナーがあったんですが、そこでKeikoさんが富士山に登ろうとしていることと、Hikaru嬢が(あの引きこもりのHikaru嬢が!)「私も登る」と言ったのです。

これは大変なことになったぞ……と思っているのも束の間なんとWakanaさんも登ると言いだし始めたわけですよ。そうなるとねぇ。もう「登る」しかねぇ……って思うじゃないですか。

でも山かぁ……山かぁ……山なのかぁ(遠目

 

■結婚するとしたらKalafinaライブ行けるのが前提です
自分、そろそろ結婚するかしないで死ぬまで独り身か決断する時期なのですが、結婚するとしてもKalafinaのライブに行くことが許容されるような相手じゃないと無理だ。とはっきり認識した次第です。できれば一緒に行けるのが理想なんでしょうけどねー。

 

■まとめ
年一回の公式ファンクラブ会員限定ライブ、いつもよりゆるめの雰囲気で、会場がライブハウスなこともありメンバを「近く」に感じることができます。

曲も思い入れが強い初期の空の境界曲を拾ってくれますし、他のライブでは得られないものがたくさんあります。

こんな素晴らしい機会が年一回あるんです。
死ねないなって。
生きていこうっと。

 

(チケットが当たり続けないと年一回にならゴニョゴニョ)

六花の勇者5巻読んだ!【ネタバレ感想】

どうしても言いたかったことだけ書くぜ! 私は空の境界 矛盾螺旋が大大大好きだ。 あとは分かるな?

はぁーナッシェタニアいいわぁ。今回のあのヒーロー演出何あれずるくない?

3巻以降の覚醒ゴルドフ超好き。歪過ぎて興奮する。て言うか何気にゴルドフが最も世界を救おうとしてるし。むしろゴルドフ以外世界救う気ないよね。 ゴルドフとアドレットの対称的な愛情ベネ。

六花の勇者1巻を読みました【ネタバレ感想】

六花の勇者1巻を読んだらあまりにもすばらしかったのですが、twitterに流す訳にはいかなかったのでこちらに投げます。勢いがついているので結構長いです。

いやぁ、面白かったです。
そもそもはアニメのCMで「六人のはずの勇者、しかし集まったのは七人だった!」でなにそれすげぇえええ面白そうじゃん!!と喰いつきアニメを観たところいい感じで。特にナッシュタニア姫のエっちい可愛さとか堪らないっ!(※ここ重要です)となりアニメに先行して原作を読んでおこうとしたのです。

まずこの小説は前記した設定で既に勝利していると思うのです。どうしてもネタがどこかで見た聞いたネタになってしまいがちな、もしくは奇をてらうためにキワモノになってしまうラノベ界隈でこれほどシンプルに興味を引く文言はファンタスティックだと思います。(ミステリ界隈で考えるとまた別ですが)

作者様の他作は読んだことがなかったのですが、表現がしつこくない読みやすい文章と展開のスピーディーさでぐいぐい読んでいけました。そう、展開が早いんです。まずこの設定を聞いた時に「1巻でもし犯人解っちゃうともう2巻以降何も無くなるから、ダラダラ進めるんだろうなぁ」と思ったんですが見事に裏切られました。機敏な集合!機敏な冤罪!機敏な逃走!機敏な推理!機敏な自白!機敏な逃走!!あぁ〜なるほど2巻以降はこの犯人を追ってい…くの…か…

なん…だと…?

さらに六花の勇者がもう一人…えっ?じゃあ偽者がもう一人えっ!?いやもしかしてそれが終わってもまた六花の勇者が現れたりするんじゃないの…えっじゃあさらに偽者がいたりえっうう??気が付いたら全巻買う決意を固めていた。な、なにを(

ここまでがストーリー全体に関する話ですね。以降はキャラに関してお話するとします。こっから先今まで以上のネタバレになるのでお気をつけください。

まずは主人公…じゃなくて何よりも優先されるべきはナッシェタニア姫でしょう!!!??なにこの娘!?ちょうこうふんするんですけど!!ビンビンなんですけど!???序盤はただのエロ可愛い姫、中盤はブチ切れヤン姫、そして終盤はハイパーネジぶっ飛び姫と我が全身の弱点を同時に刺し貫かれ一人でキタキタキタキタキタァァアアアアアーーーーーーーーーーー!!!!と叫びましたよ。スバラシイッッ!あと個人的にアニメ版の剣の聖者能力が某赤い弓兵のUBWぽくてホクホク。「UBW」と「偽者」を元に使ったナッシェタニアのアーチャー(もしくは士郎)ネタがあるのではないでしょうかね、無ければ作るぞフンス。

ひとつ勿体なかったのはどうして表紙をナッシェタニアではなくフレミーにしてしまったのかなぁと。自分はあれで「うん?これは…どういう理由だ…?」と読む前から引っかかりを持ってある程度可能性を考えてしまったのです。もし表紙がナッシェタニアであればミスリードは完璧、違和感ゼロのままより終盤のざわつきを増加させられた気がします。七人目うんぬんを除いても主ヒロインがフレミーなんだ?と読者に予想させてしまうのは旨味がなかったと思います。

主人公かつ地上最強の男()たるアドレットさんですが、地上最強だけど昨今嫌がられる無双系とはかけ離れていてVery Goodです。まずこの世界だと聖者と呼ばれる能力者は女性のみ、なので男子はまずビハインドがあり、勇者に選ばれる男子は大概異能力に匹敵する強さを持っている。アドレットも「強い」んだけどでもその強さは弱さを自覚した強さで、初め「ダセェェw」と笑ってしまっても後には「お前…やるじゃねぇか(握手」みたいな男子と男子だけが通じ合う類いの良さがあってとても良いです。あとはフレミーへの熱い愛。ハラショー男子主人公。

ここから先は巻きでいきます。
フレミー:ちょろ…くはないけどフラグが単一系ヒロイン。デレ過ぎか!!
ゴルドフ:ざまぁwwww
チャモ:女の子が嘔吐する物語は名作(力強
ハンス:ミスリード役からの華麗な転身で主人公の相棒ポジションに。巧さを感じました。これは薄い本が出てもおかしくないにゃあ(力強
モーラ:うわぁ…いるよねこういう自分の正義のためならババァ…

途中から息切れしました。こんなところですかね。ハンスはもう少し語ろうかと思ったんですがいいや。
とりあえず面白かったので読んでない人は読もう!(積極的な宣伝)
ナッシェタニアを見届け隊として続刊も読むこととします。

カオスチャイルドをクリアしました【ネタバレ嘔吐感想】

いつも通りネタバレ記事を書く時しか更新しないのでお分かりと思いますが、タイトル通りカオスチャイルドをクリアした想いをぶちまけるというか嘔吐します。ゲロゲロします。なので未プレイの方は以下を読んではダメです。

 

準備は……おっけい?

本当に、おっけい?






 


1周目の「彼の戦い」終盤、暗黒妄想から抜け出すシーンはアツかった。超おっけい。あぁこういうの見たかったんだよ!って思った。そしてそのまま最後まで行くと思ってた……思ってたらあの有様だよくそったれぇえ!!! orz(ダンッ

1周目が終わったあとで箱を開けた瞬間はマジで吐くかと思った。限定版特典の意味に気付いて思う。これは人間の考えることじゃねぇだろぉ……!

1周目クリアした時は、TRUEは全員生存するルートになるんだと思ってた(箱丸版OPで全員が横並びのシーンがあるし)。そういう「スッキリ」した終わりが見れるんだと信じて疑っていなかった。
カオスヘッドと同じ様に主人公が覚醒して、謀略ぶっ飛ばして、よっしゃー!ってなるんだという根拠の無い確信があった。だから例の「箱」とか事件の真実とかもうありとあらゆる要素で憔悴はしてたけど「信じてるぞ千代丸……!」と呟いたり希望を持ってた。

でも違った。TRUEルートは1周目の「その後」だった。

まさか、と思った。
エラそうな事を言えるほど多くのゲームをしてきた訳ではないけど、
とかく惨劇を体験させるゲームだと「惨劇を回避する」パターンや大穴として「やっぱり惨劇を回避できなかった」パターンのどちらかがTRUEとして多かったように思う。

でもこのゲームの場合は違うのだ。「全てが終わった後の物語」なのだ。
惨劇はもう決定した過去であり、変える変えられない以前の存在なのだ。

さらには「その後」がこれまた。全然スッキリしない。
エンドロールが流れた時は「え ち え あ え」と失語。まさかここで終わるの噓噓噓噓噓噓噓噓噓噓噓噓噓噓噓噓噓噓噓噓噓噓噓噓。

賭けてもいい、「エンドロール流れてる間に着信音が鳴る」と信じてたのは私だけではないはずだ。妄想シンクロできそうだったと思う。

エンドロール後、彼と彼女の決着を見る。FINの文字崩れがまた意地悪いよね本当に。

そこからMENU画面をぼーーーーーーーーーーーっと2時間。
何も出来なかった。心情を吐こうと思っても、出てこないのだ。何を感じたかのかどう想っているのか今の気持ちはなんと表現されるものなのか分からなかったのだ。そしてそれはこれを書いている時点(24時間経過)でもまだ分かってない。

でも、一つだけ思った。TRUEの拓留はさ、すげぇカッコ良かった。男の子してた。決意を曲げなかった。たった一つのことを静かにやり抜いた。それだけで十分なのかもしれないって。


以下は個人的に気になる解明されてない(ぽい)疑問覚え書き
 ・窓の真横から撮影した動画は結局誰が撮ったの?
 ・ホテルでのノックは誰によるもの?
 ・雛絵は結局なんで血涙流して警官ぶっ飛ばしてた?
 ・尾上はなぜ能力を失っていない?(ディソードが見えている)

もしかしたらちゃんと説明・示唆されてて「ドコ見てたんですか?」だったら格好悪い…。再プレイ時もう一回考えてみよう。

しばらくちょこちょこ再プレイして余韻に浸るつもりなので、また何か吐き出したくなったら書こうと思います。大抵このパターンだと書かないんですが、そろそろマンネリ脱出を狙っていきましょう。各ルート別感想とかいいかも、いいかも!

 

余談:上坂すみれさんすごかった。本当にすごかった。
1周目のエンディングで声優名を見て叫びました「えっ 上坂すみれさんだったの!??」と。今日ファンクラブに入りました。たまねぎ畑を耕します。

 

 

 

ーーーーー楽しかったよね、タク。
ふふっ。ふふふふっ。

冴えない彼女の育てかた(7巻)読み終わりました【ネタバレ感想】

 

小綺麗な評価・解析は出来ないのでただただ想いを述べます。

だめだ!!何もいえねぇええ!!!何をどう言えばいいんだ!!!

えっと…えっと…

中盤の加藤フラット崩れ、動揺し感動したもの前評判で加藤が加藤がと聞き及んでいた自分は「あれ…こんなもんなのかな」とフラットになり。でもその後の倫也覚醒と加藤の平常運転で「あぁ、なんて綺麗な未来を"未"せた終わり方をさせるんだ(←最終巻だと確信している」と感慨深

そして殺しにくる!!!作者による容赦ないSATSUGAI!!!もうダメだ!もうやめてくれ!!!明日俺は会社なんだ!!今とんでもないトラブルで本当にやばいんだ!!!これ以上追い詰めるな!!!

そう、そんな時だった。加藤《メインヒロイン》が現れたのはーーーーーーーーーー

いやさ、何となく解ってたよ?来るかな、来るかなってさ?でも解っててもさ!!解ってたって!!解ってるからこそさぁああ!!うあわあああああわあああああんうぁあああんんん(また号泣

件のシーンでアニメ版OPの「君色シグナル」が流れました。原作を読んで自然にアニメ版OPが流れると言うのは初めての経験です。そこまで作品にあった曲なんだと思うと本当にすごいですね。買いました。今買いました。早く届けてAm○z○n。

しっかしさー、すごいよ。本当にすごいよ!こんなわくわくどきどきする第一部完!!もう続きが読みたくて読みたくてしょうがない!!出海ちゃんは予想通り仲間入りしたし、これは来るよ!!シナリオ作業に忙殺される倫也!!サブプロデューサー加藤にも限界が訪れる!!もうだめだ!!俺は…俺はまた、また失うのか……そこへ伊織参入!!!ドリームチームワンチャン!!!昔仲違いした親友、そして遺恨氷解からの最強タッグ!!やれやれ倫也君は全く!!!くくっぐぐっぐうぐgぅうううううう!!!!

いや、伊織好きなんですよ。兄だからじゃないですよ。それも90%位ありますけど。巧く言えないけど好きなんですよ。伊織×倫也も好きですよ。この二人ならアリですよ。アリアリアリアリアリアリ。

***

そろそろまとめに入りますが…冴えない彼女の育てかた、元々は1巻を途中で投げ捨てていたんです。主人公のクズさとかメタ感とかで読む気を失っていまして。でもアニメ版#0を観て「あっ」と思い、もう一度読み始めました。

読んで良かった…本当に良かったです。ただのメタ修羅場ラブコメではなく、むしろそれは表の皮でフェイントで、主人公たる倫也の消費者から創造者への覚醒。でもそれはカッコイイ目覚めではなくてみっともなくて、だからこそ格好良い。熱い、燃え要素。「書きなさい、倫也君…」は一生忘れない文です。ちなみにエミヤが聴こえました。分かりやすいのはライターとしての倫也の変化(誕生)ですが、7巻のプロデューサーとしての目覚ましい進化もうぉおおお↑↑↑↑↑↑って感じでした。その後のアレでうぉぉおおお↓↓↓↓↓↓↓ってなりましたが…。

あれ…全然まとめられていない。konozamaではライターになんてなれないぞ…。

そう、この小説は読者層から考えて「自身が消費者でしかないことへの自虐と、創造者への憧れと、根拠のない俺もやれるのでは感」を丁寧にメッタ刺しにしてくるのではと思いました。かく言う私も。

この辺については別ネタとして書いてみたいですが、「なろうなろうとしている者には決して到達できない」の一言で済んでしまうし、いつも自分自身にそれを突きつけています。

戻りますね。えっとなんて言うか…読み終わってベッドで天井を見上げた時「あぁ、世界って広いんだなあ…まだまだ面白いものってあるんだなぁ」て思いました。率直な感想。それは「もっと面白いもの観たいな読みたいな知りたいな」という感情に繋がります。生きるチカラに生りうるものです。

いつも想うことではありますが、素晴らしい物語に触れるとありがとうございますという気持ちで一杯になります。そしてその一杯から溢れ出したほんのちょっとの嫉妬と。

 

あれ、素面でここまでキモいこと書けるの、ある意味才能あるのでは……。