これ、ブログか?

うんうん、それもまたブロカツだね

劇場版アイカツ!&アイカツスターズ!を観たので叫ぶ続【ネタバレ感想】

前回の続きです。

hurtlfr.hatenablog.com

 

劇場版アイカツスターズ!

 

そんな訳でいろいろな意味で緊張していたアイカツ!ねらわれた魔法のアイカツ!カードに対して、劇場版アイカツスターズ!は特に悩みを抱えることなく臨むことができました。

 

試写会組が口々に(壊れたように)繰り返す「同性愛だった」という言葉・・・いいだろう、見せてもらおうアイカツスターズ!の同性愛とやらを・・・!!

 

・・・あぁーー、はい。同性愛ですねこれ。もっと言えば痴話喧嘩です。劇場版痴話喧嘩スターズ!ですこれ。事実、2分に一回は「痴話喧嘩じゃねぇか!!!」と心の中で叫んでいました。応援上映だったら間違いなくそう叫んでいたでしょう。

 

ゆめとローラの痴話喧嘩

 

この映画、一言で表すと痴話喧嘩するも仲直りした結果より愛情を深めるという「お前ら自分の家でやれよ!」ムービーです。

 

まずゆめとローラは結婚しています(前提)。そしてこれでもかと言うほどの熱愛夫婦っぷりを見せつけます。ごくごく当たり前のようにカップルジュースを飲んでいる、イヤホンを二人で片方ずつ付けて聴く等もはや小春ちゃんですら立ち入る隙が無い圧倒的な夫婦力です。

 

そんな二人ですが、真面目な夫であるローラさんがゆめのために、ダメ夫感丸出しの気遣いをしたばかりに大喧嘩してしまうわけです。正直結構しんどいです。なお、ここで「現時点ではひめゆめユニットを発表し(てい)ない」かつ「1年生ではないひめと本オーディションでは組めない」ことを巧みに利用してローラがどう足掻いても説明不足になり確実に仲違いするように仕組んだ学園長は敵ながらあっぱれと思いました。

 

ゆめNTRの危機

 

今回ゆめを導く重要なキャラとしてマオリちゃんが出てきますが、実に可愛らしい上ローラと喧嘩中という見事なタイミングを狙ってくるので、すわこれはゆめちゃんが寝取られるのでは???と思いました。つまりローラ真昼ユニットVSゆめマオリユニットの構図です。

 

結果的には違ったのですが、マオリちゃんをアイドルとして出さないのはあまりに勿体無いので、今後本編なり劇場版なりでアイドルとして登場させてあげてほしいなと強く思います。

 

マオリちゃんに歌を聴かせる少し前、ゆめが一人で曲を聴くシーンでイヤホンを片耳だけつけることで、"誰か"と一緒に聴くのが当たり前すぎて一人で聴く時でも無意識に片耳だけつけている、ように見える演出が個人的にクリティカルで悶えてました。

 

余談ですがマオリの双子おばあちゃん、絶対に双子で愛し合っており、どう考えてもオスと性交するとは考えられず、それ故「この世界ではES細胞によって女性同士でも子供ができるのだ」と確信しています。 

 

ゆめとローラの仲直り・・・これ、仲直りか?

 

その後真昼さんのおかげで(今回終始痴話喧嘩に振り回された真昼さんが不憫でなりません)ローラが、マオリちゃんのおかげでゆめちゃんが仲直りとオーディションへの参戦を決意するわけですが・・・本気でこの辺りの数分間記憶が薄いんです。脳がダメージを受けるほど衝撃が大きかったのです。

 

仲直りって謝罪が中心かなと思うんです、「ごめんね」「ううん、私もごめんね」みたいな。でもこの二人の場合謝罪ではなく完っ全に愛の告白でしたから。百合厨の妄想とかそんなチャチなもんじゃねぇ、もっと恐ろしいはっきりとした告白を味わったぜ・・・!

 

なお前評判で「キスはしないけどキスをする。な、なにを言っているか(」と聞いていたのですが、本編を観て言葉ではなく心で理解しました。確かにキスはしてないけどキスしてる・・・どう見てもキスしてる・・・。この演出を考えた方、ありがとう。

 

 その他

4人揃って初のS4のライブ、大変良かったです。しかしそれをさらに超えてきたのがゆめとローラのライブです。正直S4超えは予想だにしていなかったのですが、凄まじい衝撃で圧倒されました。特にローラの凍結パキーン演出(語彙)を2人でやる所がたまらんです。

 

夜空さんが「可愛いモノや女の子が大好き」(「もの」ではなく「モノ」な所が淫靡で高得点)と宣言していたりゆめローラのカップルジュースシーンが載っているなど本作のパンフレットは「い、いいんですか!?本当にこの原稿でいいんですか!?」と言いたくなる部分盛り沢山です。もし買い損ねた人がいたら絶対に手に入れていただきたい一品です。

 

まわりの女児先輩がエンディングのスタートライン!を歌い出してなんかすごい嬉しかったです。自分も口パクで歌ってました。

 

 

劇場版アイカツスターズ!大変素晴らしいゆめローラ夫妻痴話喧嘩ムービーでした。最初から最後まで二人のラブラブっぷりを見せつけるとんでもない映画です。もっとやってほしい。でも違うふたりの痴話喧嘩も観てみたいです。だからどんどん劇場版痴話喧嘩スターズ!やってほしいです。

 

 

劇場版アイカツ!&アイカツスターズ!を観たので叫ぶ【ネタバレ感想】

観てきました。

今(某)世界で話題騒然の「劇場版アイカツ!ねらわれた魔法のアイカツ!カード」と「劇場版アイカツスターズ!」を。

www.aikatsu-movie.net

以下はネタバレ満載の感想となりますので皆様映画館に足を運んだ後でお読みください。

劇場版アイカツ!ねらわれた魔法のアイカツ!カード

アイカツ!は先日最終回を迎えた後、本作が初の新作アニメとなります。初、と書きましたがこれが最初で最後となる可能性も高く、期待と同時に「最後の最後で納得のいかない作品となってしまったらどうしよう」という不安がとても強く、観るのが本当に怖かったです。

結論から言うと、それは杞憂でした。とてもアイカツ!らしいお祭り映画になっていました。そして下手に続編のようなエピソードにしなかったため、本編に新たな意味を加える(変えてしまう)ものとはならなかったのが個人的には大変良かったと思います。純粋に久しぶりにアイカツ!のみんなに会って笑って楽しく過ごせる、そんな映画でした。

さてここからは個人的な、信条・宗派に基づいた感想となります。私はソレイユ重婚派(蘭さん中心)かつ三ノ輪ヒカリ神格派です。なのでどうしてもソレイユとヒカリさん中心に観ておりそこに感想も集中しています。

ソレイユについて

ソレイユについてはなにより開幕から終幕までずーーーーっと3人一緒だったのが最高でした。「わかってる!わかってるな!!」と叫びそうな魂を抑えながら観ていました(すぐ隣が女児先輩)。蘭さんのカッコイイカメラマンっぷりと「これ、アイカツか?(でたーーー!」もたまらなかったですね・・・!Blu-ray盤発売の際には特典映像として蘭さんカメラの映像をつけていただきたい。

でも最後の25人ライブシーンではソレイユの3人が並んでおらず、そこだけはぐぬぬぬと唸っていました。ライブ前半については「美月さんーいちごさんーあかりちゃん」の三世代をセンターに並べる意図があった(いちご祭り)と思われ、仕方ないなうん、と引き下がりました。でも後半シャッフルしてからはソレイユを並べてよくないですか!?蘭さんなんて端っこでしかもそらさんの隣ってなんですか蘭そらか!蘭そら派か!?

三ノ輪ヒカリさんについて

(深呼吸)
三ノ輪ヒカリさんについては、まず今回は出てこないと思っていました。それは宣伝PVのライブシーンにいなかったためです。そのため、「ヒカリさんが出ないなんて・・・そんなもの・・・」と絶望が支配する心を「いやもしかしたら出るかもしれない、諦めたらそこでアイカツ!終了だ」とギリギリで支えつつ観ていました。

出ましたね!!!!!ヒカリさん出ましたね!!やったーーーー!!!もうもう嬉しくて叫び出しそうなのを堪え、静かにしかして強く拳を握りしめるのに留め、泣いたら前が観えないので泣くのも耐えヒカリさんの世界を漏れなく全て吸収しようと努めました。

特定の場合を除いて地下にのみ存在するヒカリさんをどう出すのか、という問題を「洞窟の暗闇」そして「差し込むヒカリ」で解決したのはお見事でした。「まぶしっ」は各位もいただきました!!と叫んだことと思います。2回目の「だからまぶしっ」は珍しくギャグ色が強いサービスシーンとして捉えています。

そう言えば「各アイドルの現場に突撃して撮影」という趣旨からすると、美月さん、みくるさんと既に何かの仕事をしていたということになるのですが、「ヒカリさんが単独地下ライブ以外の仕事もしていた」というのはとてつもない可能性を秘めた事実ではないでしょうか・・・?(「どうして私が侍女役なのよ?」とか噛み付いているシーンやトライスターオーディションを蹴ったヒカリさんと美月さんの会話とかを想像しただけで興奮吐血)強いて言えば蘭さんとの絡みも観たかったですが、それは高望みが過ぎるというものです。

さて、ここで一つの疑問が生まれました。「ならばなぜ(出ないと予想した原因でもある)25人ライブシーンにヒカリさんはいないのか?」当初、物理的配置限界や作成コスト等から3,4期の出番を優先的に考慮して厳選した結果漏れた、と考え「なんでヒカリさんが漏れるんですかーー!!」と憤慨していたのですが、実際にライブシーンを観ていて唐突に理解しました。

「"ここ"にヒカリさんが来てライブをするだろうか?ーー否、しないだろう」と。本編で蘭さんと一緒にライブをしたことがあるように、「地下で」「一人で」しかライブをやらないという訳ではないと思います。ただ、「(その場もしくは中継先に観客のいない)映画の収録で」「自分が認めた以外の相手と(誰とでも)」ライブをするだろうか、と考えると「あー、それはやらないかも」と思ったのです。なのでむしろライブシーンにいない方が「ヒカリさんらしい」と納得しながら観ていました。
※あくまでも個人のヒカリさん観です

という訳で、劇場版アイカツ!ねらわれた魔法のアイカツ!カードは大変素晴らしく、楽しい映画でした。密度が凄まじい映画だったのでこれから何回も観て新しい発見を繰り返しながら楽しみたいと思っています。また、今回のようなお祭り短編なら今後も応援次第で作られることが期待できるので、これからもアイカツ!を愛し応援し続けていく所存です。

 

劇場版アイカツスターズ!

想定以上にアイカツ!編が長くなったのでエントリを分けることにしました。こちらへ続きます。

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そうだ、日本刀買おう

経緯

テスタメント・シュピーゲル(1)を読んでいたのです。 その劇中で敵性機体をスッパスパ日本刀で斬る描写があったんですが、それがもう脳汁ドバドバの気持ちよさでして。

と、ここで終わると通報されそうなのでもう少し補足すると、元々日本刀が好き、というか脳内のイメージで一番よく出てくるモノだったんです。私が具現化系なら間違いなく日本刀を選んでいた程度には。

自分にとって「強さ」の象徴であり、「弱さを捨て去るための手段」であり日に一度はイメージの中で斬り捨てている気がします。自分を。自分しか斬ってません、大丈夫です。大丈夫です。

そのくらい自分が強く興味を持っているモノでありながら、今までは「所有」するという発想がありませんでした。ですが、今回フォロワーさんに「ここで買えるで」とURLを送りつけられ「あっ、買えるんだ!」と知り軽く調べてみました。

日本刀って買えるの/持てるの?

結論から言うと買えるし持てるようです。出所が不安なので本当に買う場合はもう少し信用の置けるソースで裏をとりますがざっくりこんな感じ。

真剣の場合

  • 登録証が無い刀の所持は違法
  • 所持免許は不要
  • 購入時(新規中古問わず)は登録証の所有者変更が必要
  • 数十〜数百万円
  • 廃棄は警察署

模造刀(模擬刀)の場合

  • 許可証・登録証は不要
  • 模造刀であっても迂闊に運搬すると銃刀法違反になる
  • 1万円〜数万円
  • 廃棄は警察署

買ったはいいもののその後の扱い、特に廃棄に気をつけたいところ。 こう見ると真剣と模造刀の差(扱いやすさ)にあまり差は無いなという印象です。

買うならどれ?

実際にどういう商品が売っているのか眺めてみたのですが、当然めちゃくちゃ種類があります。なので知っている刀、つまり好きな作品のキャラクターが持つ刀に絞って探してみました。

空の境界 両儀式 九字兼定

型月クラスタであることもあり、自分はこれが真っ先に浮かびます。 

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九字兼定DX 梵字拵え

もっと作品に近づけたタイプもあるようですが、純粋に刀としてかっこいいのはこちらかと思います。

るろうに剣心 緋村剣心 逆刃刀/志士雄 無限刃

imageimage

劇中刀剣の模造刀

まさかあるとは思いませんでした。特に無限刃。

喰霊零 諫山黄泉 獅子王

元々架空の刀であることに加えて長尺であるためか見当たりませんでした。 あとはるろ剣との人気の差でしょうか・・・なんでや!日本刀で美少女で百合とか最強やん!!

で買うの?

面倒になりました。値段はどうでもいいのですが、一応届け出はいるんだなとか、廃棄時警察に持ち込むのかぁとか、何かあった時に余計な疑いが発生しそうとか考えてしまい。ああ、めんどくさい!

人は心の中に刀を持っているのだ。
だからわざわざ買わなくたっていいんです、うんうん。

灰と幻想のグリムガルを読みました【ネタバレ感想】

アニメ版が凄まじく面白かった

かった、と終了したように言ってしまいましたがまだ続いています。 8話です。8話が異常に面白かったんです。異常でした。 「完全性」を感じたんですよね。 7話までの要素を過剰も不足も無くぴったりとはめた大きなパズルが出来上がった瞬間のような。 噂だと8話までが1巻の内容らしかったので是非2巻以降をいち早く味わいたいと思って全巻購入したのです。

1巻および全体的な感想

どうまとめるか悩んだんですが、面倒になったので巻ごとに書くことにしました。 1巻については前述したようにアニメで観ていたので、びっくり仰天することはありました。 あったんですよ。アニメ版どれだけ丁寧に作られているんだよと大変驚きました。

文体が非常に好みでした。主人公視点かつ主人公の思考が理路整然とせず パニックだったり奮起したりでぐちゃぐちゃした状態で流れているのが大好きなんです。 没入感、トランス感そしてドライブ感。特に最後が自分の小説というか文章を好きになる 最大要素なのであーこれいいなー続きも読もうーとなった訳です。

2巻

最も好きな巻です。「みんな大嫌いランタの切り捨てとランタ自身の心情」「メリイの過去との決着」 「ハルヒロのリーダーとしての決意と達成」を一冊で、それも後半戦に怒涛の勢いで 叩き込むんです。恐ろしい威力です。読者は死ぬ。特に諸事情でメリイに想い入れが強い自分は、 好きな言葉が「過去との決着」の自分は、即死でした。

1巻からなんですが淡々としてるんですよこの作品。本当に。人死にでドラマティックにしようとか 泣かせようとか全くない。いや、作者的にはあるかもしれませんが、読んでいてそういう「臭み」みたいのが 全くないんです。他の作品ならさっきの3つそれぞれで一冊ずつ、3巻はかけてますよ。あれとかあれとか。 そういうこともあって2巻でグリムガルという作品が一線を画す存在なのだと認識しました。

3巻

最も驚いた巻です。前の巻でちらっと伏線を張り、3巻で表紙含め華々しくデビューした 「あぁこの子がヒロインなんだな」と読者に認識させたチョコが速攻で死にます。死にます。死。 バカじゃねぇの!?と思いました。元の世界での関係があるなんてどう考えてもこの先に必要な存在です。 でも死にます。実は生きてるとか死んだのが嘘だとかループするとか復活するとか一切ありません。 「そろそろチョコの話がなにかくるだろう」と考えながら毎巻読んでいましたが7巻までゼロです皆無です。

2巻の終わりでハルがデッドスポットをなんだかスゴイチカラで倒した時にオレツエー系になってしまわないかが 心配だったのですが、3巻冒頭ですぐにフォローし実際、2巻以降は大事な場面で必ず「線」が視える必殺技のようにはなっていません。 大事なところでも視えるけど、大事なところで視えない、どうでもいいところでも視える、どうでもいいところでも視えない、 ランダムに起こしていてそこがいいなと思っています。

4巻

最も出落ち(気分が落ち込む意味で)する巻です。3巻はチョコがかなり明示的な死を迎えるため、3巻引きの モグゾーは案外生きているのではないかと予想(期待)していました。なので4巻冒頭でモグゾーが大丈夫大丈夫と 立ち上がって僕も大丈夫になりました。1ページすら保たずに裏切られました。全然大丈夫じゃねぇよ……。

4巻はその後メリイに色目を使うドグサレ野郎クザクがパーティーに入ります。主人公視点によるシンクロ(誘導)もあり、 個人的な黒歴史もあり、これ以降僕はクザク氏ねと念じ続けることになります。

5巻

最もさらっと読んだ巻です。というのも5巻および次の6巻はあまり内容を覚えていません。 4巻時点ではメリイにはその気がないと安心できたのに、5巻から「あれ…これひょっとしたらクザクと メリイくっついた…? えっ うそでしょ えっ」と思わせるシーンを小刻みに挟んできたからです。 憎たらしいことにあえて戦闘描写の単なる配置やセリフ順でもメリイとクザクの関係を意識させてきます。 もう気が気じゃなくなってきます。一刻も早くメリイはクザクに気がないことが明示される文章が欲しくて ぶっちゃけ斜め読みです。でも疑惑は深まるばかり。もうだめだ……orz

6巻

最も心臓が痛かった巻です。一刻も早くメリイがクザクを振るシーンが見たい僕はカラー口絵を見て 瀕死です。それでも一縷の望みに賭けて読み進めるのですがどんどん状況が悪くなっていきます。 もうだめだ。いっそ介錯してくれ。もうメリイの口からクザクルートに入ったと言ってくれ……と 実生活に影響を及ぼすほどのダメージが蓄積していきます。

7巻

最も盛り上がった巻です。

この巻でついに「クザクはメリイの彼氏なの」問題に決着がつきます。 クザクはメリイに振られたと話します。あっ、あーーそうなん!?へー、へーー。うんうん、ふーん。 いやークザクは本当にいいやつなんだけどなぁ、そっかー振られちゃったかー。いやー残念だったね、でも元気だしなよ!!(肩バン

やはりハルメリこそ本道であると確信し、心臓の痛みが治まりこれ以降物語をまともに読むことができるようになります。 体に活力が戻り世界に光が溢れ天に拳を突き出して細く泣きました。実話です。

7巻はDASH島編も良かったですが、やはりソウマのメッセージからの展開、グリムガルに帰るという方針にギアが入ってからの 真っ直ぐ最短右ストレートがいい。最終章は本当に良かった。ハルが1対1で強敵と戦って 勝つというのは2巻のデッドスポット以来ではないでしょうか。いや、デッドスポットの場合は最後のトドメ以外 仲間と共に戦っていたので、最初から最後まで1対1で戦ったのは初めてであり、そして最後ではないかと思います。

この前後のハルの思考がたまらないんですよね。どわぁあああああって流れてる感じ。読んでて脳をぎゅんぎゅん流れるのがもう最高。 絶望堕ちしてから立ち上がるのがまた最高。

からのグリムガル帰還、生きていた仲間たち、ぐぁあああああぁぁぁ面白いいいいいいいい。

全巻読んでからの再び全体感想

リーダーって大変だよね……本当にね……。 すごいよハルヒロは。僕には真似できないよ。

自分とメンバーの身の丈を計り間違えない。
チームのために個としての感情を制御する。
仲間のためには上位者にも異を唱える。

どれもリーダーとしては基本かもしれないけど、できないんだって。 「普通」はできないんだって。だからさぁ、そろそろハルも気づいてよ。 自分がすげぇやつなんだって。

Kalafina LIVE THE BEST 2015 “Red Day”&”Blue Day”のライブ盤を観ました

Kalafinaが武道館で初のワンマン2daysライブを行った、Kalafina LIVE THE BEST 2015 “Red Day”&”Blue Day”のライブBlu-rayを昨日と今日、一日一本ずつ観ました。実際のライブの日付は2015年2月28日、3月1日でした。なので丁度一年前となります。

このライブ盤、発売は去年の7月でした。でも今まで一度も観ていませんでした。それは想い入れが強過ぎたせいかなと思います。

詳細は省くのですがライブ2日目の途中で少しトラブり、あまり集中できなくなってしまい、それがとてもとても強い後悔となっていました。Kalafina初めてのワンマン武道館だったのに。自分自身も初めての武道館ライブ参加だったのに。奇跡のアリーナ良席だったのに。どうして。どうして、と。だからその、失われた時を少しでも取り戻せるんじゃないかと思い、ライブ盤の発売を心待ちにしていたのです。でもだからこそ構えてしまい観ることができませんでした。

一年。この節目を逃すと二度と観られないんじゃないかと思い、意を決して昨日にRed Dayを、今日にBlue Dayを観ました。当然なんですが映像で観るものと実際に観測したものは同等には成り得ず、失った時はそのままです。そういう意味では当初の目論みは叶わなかったことになります。でも一つ、区切りをつけることができました。「確かに残念なことがあった。ちょっとだけ。でもこの最高のライブに参加して一緒にライブを創ることができた。それでいいんじゃないの」と。

まぁ多分これからもたまに思い出して凹んだりはすると思うんですけど、でも一個答えがあると楽なので。

全然関係ないんですけど昔「自宅でライブ盤を観ながらキンブレ振る人ナニモンだよ……こわ……」って思ってたんですけど、自分が同じように腕を降り頭を振り飛び跳ねていることに気付きましたね!!!

なるほど……(真顔

Kalafina 8th 以下略参加時装備他メモ

元々はこれを書くのが本題でした。

真冬のライブって服装とか物販待機とか悩ましい部分多いので情報を自分用に残しておくことにしました。

いや、ツイログみれば十分と思ったんですがそれっぽいこと何も残してないんですよ。「ウランが漏れそう」とか「Keikoさんに吸収されたい、養分になりたい」とかわけわからんことしか書いてありませんでした。

備忘録なんで箇条書きでまいります。

・装備はロングのヒートネックT、ハイネックセータ、コート(若干厚め)、マフラー、ホッカイロ(腹と背中)
 →外並ぶのはこれでだいたいOK、ただしライブ中ハイネックセータは暑かった…要改善、ロッカーにコートしまう時もしくは会場に行く前に脱いでしまう等

・物販待機は開始20分くらい前、遅めにした(ウラン漏れ対策)つもりだったけど案外少なく50人並んでいなかった気がする。グッズ依存性(今回微妙)か。物販開始から30分で買い終わったので正味1時間弱。

・コインロッカーはO-East外のを使用、200円中型、リュックとコート余裕で入った、6時間制限なので延長料金注意(小銭残弾の意味で)

・整理番号が700番台だったので30分はこないと思って開場15分後着にしたら、すでに600番台に入っていた。危ない。もう少し早めがベター。

・ポジションは偶然だがなかなかいい位置につけた、なるほどそういう作戦もありか。若干遠いので近くに行けるならあえて狙う必要は無い、あくまでも距離が同じなら、である

・汗かきまくった状態で外に押し出されてアンケートを書くので極寒。よく風邪ひかなかったよ。タオル必須。

・結論から言うと大丈夫だったけど、雪降っても影響無いメトロで東京渋谷間を移動するのがよい。

こんなもんかなー。
他に思い出したら追記しよう。

Kalafina 8th Anniversary LIVE 2016に参加しました

あまりにも素晴らしかったので終了後溢れる想いを次々にツイッタァにどんどこ流していたのですが小心者なので「これはご迷惑では……」とリムられないか心配になり久方ぶりのたんぶら更新。

脳から漏れ出た電波のメモ(■文)に補足説明を加えたものがこちらになります。

 

■生きる。生きてもっと一緒に音楽を。

最初に一番言いたいことを言いました。
純粋に単純に「生きていこう、また来年このライブに参加しよう」って思いました。

初めてなんですよ、「終わってほしくない」って思ったライブ。
現実逃避を長引かせたいわけではなく、この空間が時間が終わるのが悲しいって思ってしまって。

でも続くので。Kalafinaも自分の人生も。
だから終わることを悲しむんじゃなくて、そもそも終わるのではなく一旦区切って、続きは来年ね! だと思うんです。思うことにしました。

あっ、「一緒に」ていうのはKalafinaが、特にKeikoさんが毎回のライブで「一緒に”音楽"をしよう」「一緒に作った今日のライブ」と言ってくれるところから来ています。
「一緒に音楽をやったんだ」と思わせてくれるのは本当に嬉しいんです。

 

■progressive→sprinterってなんだよそれ死んじゃうよ
アンコールの話です。興味のある方は適当なところからセトリを見てください。

この2曲が連続。何を隠そう私が好きな曲2位→1位。
特にsprinterは「死ぬまでにsprinterを生で聴きたい。……行こう」と一念発起してライブに参加し始めるきっかけとなった曲でもあります。ちなみに初参加のライブハウスのアンコールで聴くことができました。その時はあやうく願いが叶って生きる目的を失いかけましたが「もういっかい!もういっかい聴きたい!」と新たな願いでもって生き長らえてきています。

去年の武道館でも聴けたんですが、やはり(場所は違えど)原初体験と近いライブハウスで聴くことができて本当に嬉しく感慨深かったです。イントロからの「-------sprinter!!!!」でぶぼぁぁああって泣き出してしまいました。嗚咽音まで出してしまったので周りの人はさぞ厄介な…と思ったでしょうすいません。

progressiveは多分、ライブで聴いたのは初めてだった気がします。ずっと聴きたかった曲です。サウンド自体も大好きなんですが歌詞が大変突き刺さるのです。
「ほんとの自分っていつだって ほんとの姿より綺麗な なりたい私のことだったよね」

 

■Keikoさんのパーカーポニテ短デニムis最高
最高っていうよりもう卑怯。くっ!!!

Keikoさん自身も「初心にかえるため」と仰っていた通り初期のライブハウス中心時代の格好に近くて、そんな状態で思い出のsprinterですよ!そりゃ死んじゃうっしょや!?

パーカーはまだ継続中のツアーのグッズでしたが、後半で追加になったため自分は手に入っていません。必ずファイナルで買うぞ……。必ずだ……!

 

One Light, progressiveあたりのHikaru嬢の飛びっぷり
Hikaru嬢は基本大人しめです。そんなHikaru嬢が、Hikaru嬢がですよ!?今回マイクスタンドを振り回しました!!マイクスタンド!!どこのヒャッハーバンドですか!?

それだけにとどまらず腕を回し回し誰よりも高く高く飛んでいてこっちも大興奮です。
普段大人しい子が乱れに乱れるとめっちゃ興奮する的なサムシングなんでしょうか。

 

■Wakanaさんの恐ろしい色気しかしWakanaさんはやはりWakanaさんだった……
率直に言うとKeikoさんとHikaru嬢が好きすぎて若干Wakanaさんには興味薄めなんですが、登場から異様な色気が出ていて驚きました。

でもWakanaさんはやっぱりWakanaさんだったんや……(トークシーンを思い出しながら

 

■富士山にKeikoさんだけでなくHikaru嬢、Wakana氏も参戦!…登ろう(真顔
2016年の抱負を語ろうコーナーがあったんですが、そこでKeikoさんが富士山に登ろうとしていることと、Hikaru嬢が(あの引きこもりのHikaru嬢が!)「私も登る」と言ったのです。

これは大変なことになったぞ……と思っているのも束の間なんとWakanaさんも登ると言いだし始めたわけですよ。そうなるとねぇ。もう「登る」しかねぇ……って思うじゃないですか。

でも山かぁ……山かぁ……山なのかぁ(遠目

 

■結婚するとしたらKalafinaライブ行けるのが前提です
自分、そろそろ結婚するかしないで死ぬまで独り身か決断する時期なのですが、結婚するとしてもKalafinaのライブに行くことが許容されるような相手じゃないと無理だ。とはっきり認識した次第です。できれば一緒に行けるのが理想なんでしょうけどねー。

 

■まとめ
年一回の公式ファンクラブ会員限定ライブ、いつもよりゆるめの雰囲気で、会場がライブハウスなこともありメンバを「近く」に感じることができます。

曲も思い入れが強い初期の空の境界曲を拾ってくれますし、他のライブでは得られないものがたくさんあります。

こんな素晴らしい機会が年一回あるんです。
死ねないなって。
生きていこうっと。

 

(チケットが当たり続けないと年一回にならゴニョゴニョ)