これ、ブログか?

うんうん、それもまたブロカツだね

恋声とVカツで地獄の門を開いた話

UBWufotable版)の例のセリフが聞こえてきそうですね。

前回とりあえず試して満足した恋声とVカツ、うっかり選定の剣を抜いてしまったもののこれ以上進むと後戻りできないので、そっと元に戻しておいたのですがまたしても仕事でげんんんんなりしてしまった自分は仕事の疲れからかマイクを買ってしまう……。 

ドスジャギィヴォイスで有名な白百合さんが丁度自己RTしていたのを見かけて、初心者用と紹介されていた2つを買いました。ドスジャギィヴォイスってなんやねんと気になった方は是非ご覧になってみてください。かわこわ面白い方です。

設定とかはこの後書くのですが、先に昨日今日の成果を載せておきます。

youtu.be

ようこそ地獄へ。

恋声界のテストボイスはこのセリフでなければいけないと聞いたため、まぐろなちゃん様の代名詞たるこのセリフを恐縮ですが使わせていただきました。

はてなブログは動画が直接埋め込めないんですね……まさかyoutubeに動画を載せる時が来るとは夢にも思いませんでした……。

◾️USBオーディオインターフェイス 

設定についてはこちらを参考にさせていただきました。

Sound Blaster X-Fi Go! Pro - VIPで初心者がゲーム実況するには@ Wiki - アットウィキ

実は最初なんにも調べず適当に接続したところ音が出なかったり異常に小さかったりで放棄していたので、大変助かりました。

ただし恋声を使う場合、このままだと循環して発散してしまうようで再生をSB X-Fi Go! Proではなく、通常のスピーカないしヘッドフォンにしました。とりあえずそれで恋声で遊ぶことはできるようになりました。録音側の再生リダイレクトは活かしたままですが、この設定のままでマイクとサウンドのミックスができるのかは不明なのでご注意。

◾️マイク

前述の設定さえ終わっていればマイクはGo Pro!の端子に挿すだけです。 だけなのですが、机上スタンドが用意されている割にかなり近付けないと十分な音量は拾ってくれないです。「会議の録音に!」とか書かれてますが、これで録音できるような会議はさぞ凄まじい怒号が飛び交っていることでしょう……。

skype用安物ヘッドセット単品で録音したものと比較すると、この2つを使った方が明らかにノイズが減少しており、自分のヘボ耳でも効果を確認できました。

◾️恋声 

恋声の設定についてはどうしても個々の声の性質に依るため「これがBestだ」という設定がありません。ですがこれについては、昨今バ美肉学会での議論が非常に活発であり先達の方達の論文を見れば概ねあたりをつけられると思います。

恋声の設定や使い方網羅! 美少女になりたいバ美肉おじさん・vtuber必見 | ソーナのVtuber目録
基本的な使い方、設定および学会の有識者まで紹介した上で声の出し方についてまで記述されており非常に充実しています。

バ美肉参考書
まぐろなちゃんを始めバ美肉先達者のtweetを集めたmomentです。基本的にまぐろなちゃんを足がかりに見ていくのが良いと思います。

新しい女声の教科書
ガチです。気軽に開いてごめんなさいと謝りました。トランスジェンダー向けであり、お遊び気分の自分が開いて本当に申し訳ない……。謎の設定だったフォルマントについての解説が勉強になりました。

ちなみに自分の現設定はピッチが180-170、フォルマントが120前後で他の補正はまだいじっていないです。まぐろなちゃん他先達様が口を揃えて仰っていることですが、「発声そのものを変える」ことが肝要であり、ピッチやフォルマントは可能な限り100に近い方がよいとのこと。自分は頑張ってもピッチ150強が限界です、それもかなり集中していないとすぐヤバイ声になるので普通に喋るのは難しいです。

……いやいやがんばったりしないんだから!べつにちょっと遊びたかっただけなんだから!! 

 

自分としてはVtuberになりたいとかトランスしたいとかそういう想いはありません。じゃあなぜこの辺の技術に触れ始めたかというと、今後はバーチャル世界のアバターをほぼ全員が持つ時代になるんだろうなと思っていて、今から触っておこうという考えです(Vカツも「1億総Vtuber」と謳っていますね)。人類バ美肉計画。

そう考えるに至ったのは前回も触れた尊敬するバーチャルのじゃロリ狐娘youtuberおじさんことねこますさんが契機になっているのですが、この話はまた別の機会で……(1時間超えてしまったので)。

  

恋声とVカツを試した話

みんなバ美肉および恋声って知ってるかな!!知らない人はこれを観てね!

youtu.be

まぐろなちゃん登場時からずっとボイチェンソフトの恋声は気になっていたんですが、絶対戻れない道になるので選定の剣は抜かないぞ!絶対だ!って思ってたんですよ。

でもちょっと今日仕事でぐったりすることがあってその心が弱った隙をついて内なる人格が攻めてきたんですよね。で、恋声を試してみちゃったわけです。言うても結構相性があるみたいなので、試しても「びみょ〜ww」ってなって終わるかもしれないし遊び、そう遊びよこれは。

くsssssssssssssssっそかわいいやん!!!!!!!!!!!!!

抜けちゃったよ選定の剣……。

 

ここまで来るともう止める者はいない。止まるんじゃねぇぞ。最近TLでよく見る※Vカツを試してみました。
※尊敬する ねこますさん ことバーチャルのじゃロリ狐娘youtuberおじさんの影響

f:id:hurtlfr:20180808225132j:plain

はい性癖。

義体にする想定なのでアイコンをベースにし、それ以外は魂がマウスを操作するに任せた結果、見事に性癖が結晶化しました。

Vカツはsteamをインストールすれば無料で使用することができます。まさかVカツのためにsteamを入れる時が来るとは思いませんでした……。7, 8年前のマシンで多少カクつきつつも動作できているので、要求スペックもアホみたいに高くはないと思われます。あとは今後のUpdateでたったの5000円で肉体を出力できるようになるとか。予備知識ゼロでこれだけの義体を作ることができるのに5000円で肉体として出力可能とか実質無料では???

 あとはあれですね、名前。名前が素晴らしいですよね。Vカツ。ブイカツ!って書いてしまいたくなる感じ。しゃもじをマイクに持ち替えちゃいそう。怒られないのかなとかVカツフレンズは流石にやりすぎでしょとか☆を入れて差別化したつもりかオメェとか色々気になりますが消されないでほしいですね。

 30分縛りで書くはずが45分になってしまったので、ねこますさんをなぜ尊敬しているのか、とかVRについて想うところはまた別の機会で。

 

はぁ〜それにしてもほんtttっと可愛いわぁ〜

 

Kalafinaについて

「について」なんて大層なくくりで始めていますが、ただただ整理しきれない想いを吐露するだけになると思います。

lineblog.me

3月に入ってからだったでしょうか、それとも2月だったでしょうか。飛ばし記事で梶浦さんの退社と、Kalafinaからのメンバの脱退が伝えられてから自分たちはずっともやもやした気持ちを抱えてきたのですが、本日遂に公式からの発表がありKeikoさんが抜けることが確定しました。

振り返ってしまうといくらでも想いが溢れてきてしまいますし、それは追々少しずつ書いていこうかなと思っています。でも今は振り返る前に、過去を求めず、前へ、未来へ進むという決意をどこかに刻んでおきたいのです。後ろを視るな。前を視ろ。下を向くな。前を向け。止まるな。走り続けろ。

Keikoさんはストイックという概念そのもののような存在なんです。自分は「常に何かを得たり、進んだり、強くなっていなければならない」という強迫観念に近いものを感じながらもそのように生き続けることができず、しばしば心身が捻れてしまうのですが、そんな自分にとってKeikoさんは極致に至った存在です。

たった一度の機会になってしまいましたが、サイン会に当選したことがありました。他の方はいつも応援してます、とかライブよかったです、とか小粋なトークをしていた(と思う)のですが、自分はKeikoさんにその生き方を尊敬し、自分にとってあまりにも凄い存在であるということを、コミュニケーションを何も考えていないただの一方通行な押し付けで伝えてしまいました。そんなことを言われても困ってしまいます。これはサイン会の開催理由になった本、別冊カドカワ

ーーー大変ではないですか?

「楽しいですよ。だから疲れもしない」

 と答えている部分が本当に衝撃で、冷静な思考ができなかったという言い訳があります。この帰り道は落ち込みました。結構本気で電車に飛び込みそうでした。なんてことを言ってしまったんだと。後日、落ち込む私にある音楽グループの熱烈なファンである友人が「でも想いを伝えられたんだよ!それでよかったんだよ!私なんて話したこともない、伝えたくても伝えられないんだから!」と言ってくれて少し救われた気持ちになりました。一方的な押し付けであったのは間違いないのですが、ただ一度の機会に「私は貴方が好きなんです」と心のすべてを以って伝えられたのは幸せだったなと今は思います。

梶浦さんの退社の話からこれまで通りの活動はありえないと分かりきっており、本人たちが納得できない不本意な形で無理やり続けてほしくはありませんでした。応援しているのはKalafinaに与えられるためではなくて、Kalafinaに幸せになってほしいからであって、決してファンの願望を叶え続けるために摩耗する装置にはなってほしくなかった。それだけは絶対に避けたかった。 だから、この結末は決して最善とは言えないものの、最悪ではないと思っています。

実は脱退の報道があってからも不安はありませんでした。誰が抜けても解散しても必ずもう一度Wakanaさん、Keikoさん、Hikaruさんが集うと確信していたからです。未来視と言ってもいいくらい。……昨日までは。過去形になっているのは、今日発表になったKeikoさんのメッセージで音楽活動をやめることを示唆しているように、少なくとも音楽を続けるとは話していないからです。これは完全に想定外で、そして想定外ということはつまり自由に生きて欲しいと言いながら、Keikoさんの未来の道筋をある範囲内に決めつけていた自分がいるのです。

願望装置にはなってほしくない。Keikoさん自身が在りたいように在ってほしい。止まっても、道を変えても、どんな在り方でも。でも、でもやっぱりKeikoさんの音楽が好きなんです。好き。

願望装置にはさせない。その一助になり得ることはしない。できない。許さない。自分であっても。自分だからこそ。

今はKeikoさんが次の旅へ進むのを待つのみ。でもいじいじしながら待ってどうする。そうじゃない。そうじゃないだろう?だって自分はKalafinaに出逢った自分なのだから。その自分が止まるなんて在ってはいけないのだ。

 

 

 

 

iPhone6からiPhone8に機種変更してうかれている話

長いこと現iPhone6の電池切れの早さに限界を感じていたので、本当は新機種発表から一刻も早く変えたかったのですが、もはや生活の一部と化しているFGOのiOS11対応を待つ必要があり、この時期と相成りました。

冒頭にもある通り周回遅れの6からの変更となっているので、「え〜今更その話題〜ww」となること必至ですが、あれです、田舎もんが東京さ出てきて都会に感動している様を見る感じでお願いします。

指紋認証(Touch ID)がくっそ便利!!!!!!

 以上です。と締めてもいいくらいこの一言に限ります。いや7の情報出た時に当然知ってたんですよ?でもなんかぁ〜指紋認証ってぇ〜精度とかぁ〜セキュリティとかぁ〜心配じゃないですかぁ〜? とかナメたポーズをキメてたんですけどいざ使ってみると恐ろしい利便性の高さと逆に安心を得られる機能でした。

  1. パスコード入力が不要なだけでテンポがまるで違う
    桁数が増えたこともあってもう二度と数値入力には耐えられないですね。「取り出した瞬間もう画面が開いている(スリープ解除されている)」というのは便利すぎて震えます。ポケットから取り出して即アプリ起動する早撃ちガンマンごっこができます(できるだけでやっているとは言っていない。

  2. お金を扱う機能を使う敷居が下がる(任せてもいいかなという気持ちになる)
    指紋を登録すること自体には多少思うところがあっても、そこを超えると逆に「指紋を使うならまぁ大丈夫だろう」と思えてくる部分があって、suicaやクレカを積極的に登録しています。ライブやイベントの遠征で新幹線およびローカルをよく使うのですが、特に新幹線の切符を買う時間は乗り換えで生死を分ける要素なので事前にないしは移動中に即座に買えるのは凄く重宝しそうです。次の遠征が楽しみになりました。

その他

まだ検証できてないのですがカメラも良くなっているそうでワクワクしています。ホームボタンの非ハード化は結構心配だったのですがすぐ慣れました。

冒頭にも書いたFGOですが、全く落ちることが無くかつ処理落ちスローモーションも無くなり超快適です。他にもコマンド選択が若干キビキビした動作になったように感じるのと、あとは宝具演出。宝具は前述した「落ちない」こと以外には特にメリットは無いと予想していたんですが、「実は今までの演出は劣化品でしかなく然るべきハードで初めて100%の演出を観られる」と知りました。具体的にはメルトリリスの宝具、あれ本当は水しぶきの演出がこんなにも綺麗だったんですね……。

今後の懸念 

Xで指紋認証じゃなくて顔認証になったのがもし今後スタンダードになるならゲンナリです……。UIとしては使い難いと思うのですが、使ってみたらテノヒラクルーしちゃったりするんですかね。 X使用者からのフィードバックで今後が決まると思うので、また戻ることもあり得るのかなと期待してます。

 

今回の件で実感したのは「利便性は全てを駆逐する」と言うことでしょうか。四の五の言う奴にも使わせてハマらせればこっちのもんだと。いや、そう言うとなんかヤバイ売人みたいですけど。でも多分こういうのがモノを造る上では必要なんだろうなぁ。

読書感想:ソード・オラトリア8巻

前回の更新で

最近脳のCPUがガリガリ動く感覚を久しく味わっていないので脳が衰退する切迫的恐怖を感じていて本を、特にライトノベル以外の本を読もうと試みています。

 (キリッ みたいなこと言っておいて思いっきりライトノベルの感想です。言い訳ですが4ー5月は忙しすぎてお脳を仕事以外に回す余裕がなくひたすら回復に努めました。4-5月に読んだライトノベルはそれなりにあるんですけど、どうしても感想を書きたくなったのはこちらの本です。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝
ソード・オラトリア8 (GA文庫)
f:id:hurtlfr:20170607222834p:plain
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797392347/wwwsbcrjp-gabunko-22

あまりに熱く、滾る展開が続くため個人的には本編より本編な外伝シリーズ。レフィーヤマジ主人公ヤバイ。でも今回の主人公はベート。正直読むテンションが上がらずしばらく放置してました。

本編という名の外伝(つまりダンまち正伝)を読んだ方ならお分かりと思いますが、このベート、マジクソ野郎です。どうしてそんなクソ野郎のために貴重な休みを使わなきゃいけないんですか。そんな稀代のマジクソ野郎ベート、8巻の冒頭で過去最大のマジクソっぷりを披露してキングオブマジクソの栄冠を手にします。ただ、あまりにマジクソすぎるので逆に「ははーん、これは本当はめっちゃいい奴なんだで収める気だな〜つまらぬ」と察しがつきます。が、話はそんなもんじゃ終わらなかった……。

情けなくも先に予防線を張ってしまうのですが、8巻は「面白かった!!」というわけではなく、個人的な琴線をザックザクに斬り裂いて身悶えしながら感想漁ったのに同志が見つからなかったのがこのエントリを書くモチベーションになっています。

 

 昔から、「大切な存在を護れる強さ」という概念に囚われて生きてるんですけど(無限のリヴァイアスに起因)、8巻で明かされるベートの過去は「護れなかった弱さ」の連続で、何人も何人も失っています。中には「失った弱さを取り戻した」からこそ「失った」まである。もうそれは”呪い”としか思えないほど。他人《キャラ》事ながらよく生きてこれた(=自死しなかった)なというレベル。

そんなベートさんが、ベタ惚れしてくるかわいい女の子(レナ、ヤベェ奴)と出会うわけですよ。もうお分かりですね?「今までは護れなかったけどこいつだけは護る」、そういう物語な訳ですうんうん好きですよそういうの、そしてハッピーハッピーもう俺は弱さを乗り越えた!という流れに

なりません。死にます。もう一度言います。死んじゃうんです。

 おいおいおいおい何言ってんのこの本この文この文字この作者って感じで混乱から抜け出せない。どんだけベート呪われてるの。どんだけベート苦しめりゃ気がすむの。作者は鬼か悪魔か否、神である。

最後の最後で。
生きてました。は?は??うん??(5秒おいて)よがっだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

「やっぱね〜?」とかお思いかもしれませんが、描かれてるベートの呪いがあまりに強すぎて生きてるとは本当に思えなかったのです。あーよかった。

 

 でもこれ、時間を置いて落ち着いて考えてみるとたまたま他人のおかげで失わずに済んだだけで結局ベートは”また”護れてないんですよね。今までは全員が死んでベートの"傷"となっていた、でも今回(レナ)は生きて、生きたまま”傷”になるのでは?否定できぬ”傷”が、護れなかった存在が寄り添い続けるのでは?ベートが真に強さを得たと思える日は本当に来るの?

アイズへの想いも単純な思慕では決してなく、まるで「不壊属性」を持ち失わなくて済む存在としての安心・期待・願望がドロドロに混じった弱さそのものであり。

アイズとレナ。

 

今後そこまでブラックに振ることは無い気もしますし、何より最も危惧されるのは「もうベート回が無い」のではないかと……。でも8巻でベートに強い重い入れができたので、もっとベートの話を描いてほしいなぁと思う今日この頃でした。

読書感想:コンピューターで「脳」がつくれるか

最近脳のCPUがガリガリ動く感覚を久しく味わっていないので脳が衰退する切迫的恐怖を感じていて本を、特にライトノベル以外の本を読もうと試みています。
その第一弾としてまなめさんが紹介している本を読んでみました。「書評」というほどたいしたことは書けないので感想扱いです。

maname.hatenablog.com

このところ会社のエラい人達がこぞって人工知能人工知能人工知能人工無能のように繰り返すので、何かをやるためにも黙らせるためにも知識を仕入れたいなと考えていたため渡りに船でした。概要についてはまなめさんの記事でまとめられていますので、ここでは私が読んで印象に残った部分について記載いたします。

人工知能は2種類ある 
アニメマンガ映画等で描かれるいわゆる「人工知能」は汎用AI、それに対して今隆盛しているのは個々の機能にスペシャライズされた特化型AIである。冒頭で記載されていますが、著者が最も強調したい点もこことのこと。
私がこれを知って感じたのは「安心」でしょうか。あくまでも人間が手間隙をかけて一芸に秀でた知能、のように見えるプログラムを用意しているにすぎないのだという点。
今はまだ。
そして真の(想定される)人工知能たる汎用AIは前途が多難であるという点。
今はまだ。

■脳は時空を歪めて認識整合性を取る
この話がめちゃくちゃ面白かったのでこれに関して特化した別の本も読んでみたいなと思いました。ざっくり言うと「脳は実際の行動よりも後に認識したことを、行動よりも前に認識したことにしちゃっている」らしい。本当は意識・意志なんて無いのかもしれない、とまで言われています。実に面白いですね、でも怖いですね。

■3つの代表的な機械学習法とディープラーニングについて
正直ここがいまいち分かりにくくて悩みました。3大機械学習法「教師あり学習」「教師なし学習」「強化学習」の説明自体はとてもわかりやすいです。続いてディープラーニングについても(相当省いてくれているのでしょう)分かりやすく書かれています。
悩んだのはここからで、「ディープラーニングと3大学習法の違い」がピンとこなかったです。というより、最初は強化学習の1つなのだと誤認してしまい、読み進める中で違和感に気付き戻って読み直してやっと違うものだと把握しました。
多分、3大学習法は「できることがわかりやすかった」のに対して、ディープラーニングはそこがピンと来なかったためと思われます。単に私がおバカなだけなので各位は大丈夫でしょう。

人工知能で仕事がなくなっても別によくない?
私的にはここが一番衝撃を受けました。ピシャーンって感じ。
「仕事がなくなる、いやなくならない」論争はよくあるのですが、「そもそもなくなってもいいじゃん。今の「働くのが当たり前の生き方」が変わる時が来たのかもよ(来てもいいのかもよ)?」というのはあ〜〜〜なるほどなーと。
本当に働くのは趣味、という世界が来たとしても私は弱ワーカーホリックというか今の仕事が生き甲斐であり存在意義に関わっているので、働き続けるだろうなとは思いました。

■著者様がわけぇ!!
取り乱しました。いや、最後のあとがきと奥付読んでびっくりしたんですよ。大概こういう本ってその道の権威=ご老体が書かれているイメージがあるのですが、今30歳のようです。なんかね、なんかこう……燃えてくる、かな?

 全体的にとても易しく書きつつも歪曲は発生させないように努められていて、人工知能関係を勉強する導入として最適の本でした。次はこれまたまなめさんが紹介しているような実際に手を動かして(実装して)勉強できる本を読みたいなと思っています。

 あと内容には関係ないのですが、技術書をKindleで買って読むと途中の読み直しや、こうしてアウトプットする時の参照が難しく、この点においては紙の本に遠く及ばないなぁと感じてしまいました。レイアウト崩れも激しかったり。やはり紙本が至高です。

 

灰と幻想のグリムガル10巻を読んで我慢できなかったので

ただひたすらに叫ぶよ

ぐあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

さぶ、さぶ、サブタイトルそうかよ!!作者様がめちゃくちゃ悩んだサブタイトルってそういうことがららああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

hurtlfr.hatenablog.com